1週間ぶりの「箱入り」からの脱出 のりりん♪編 [病気のこと]
昼に何とか身体を起こす。顔を洗い、コンタクトを入れる。
何日ぶりだろうか…
髪をとかして、軽めのメイクをする。
ん?こんな感じでよかったっけ……
トートバッグの中をチェック。さて、忘れ物ないかなぁ。
……ここまでどれくらい時間がかかっただろうか……あっ、時間に余裕がなくなってきた!
そう、結局先週の月曜日から「箱入り状態」だった私。
ほんとに靴も履かずに1週間過ごしてしまった。
外の空気を吸うことが怖かった。足がすくんで靴が履けなかった。
でも、今日はそうは言ってられない。今日はメンタル科の診察日。薬もないのだ。
思い切って玄関でスニーカーに足を入れる。右足、そして左足……ドキドキしてきた。
そして、意を決して玄関のドアを開け、久しぶりに外の空気を吸う。
少しひんやり感じた。先週の月曜日は半袖だったのに。
バス停までの私の表情はおそらく固まっていただろう。顔の筋肉が強ばっていたのを感じたから。
それでもバス停まで行けた。よかった……
バス停で頓服のレキソタンを服用。何も起きませんようにと思いながら。
その時、明るい3人組の観光客のお父さんたち。
「もうすぐバスくるんやなぁ!」「え、えぇ、でも急行ですから駅以外停まらないですよ」
「それでええんや。で、おねえさんバス代いくら?」「あ、210円です。先払いですよ。」
「ありがとう!」「ありがとうなあ、おねえさん優しいなぁ」「謝謝!(シェイシェイ)[明らかに日本人]」
………!?あれ?あれれ?
何だか胸のつかえが取れたり、顔の強ばりが治まったような気がする。
いつもの「のりりん♪」の調子が戻ってきたのかな?
あの時のお父さんたち、どうもありがとうございます。本当に感謝です。
おかげで箱から出られる自信がついたような気がします。ありがとうありがとう!
ほぼ1日外にいることができました。
嬉しかった……
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